サーキュレーターより冷風扇が効果的!(特にロフト)|VL-DCR01使ってみたレビュー

夏と言えばエアコン、扇風機などの冷房機器が手放せませんよね。

最近、良く聞く「冷風扇(れいふうせん)」をご存知ですか?

自然に近い風を出して涼しくしてくれる家電なんです!
ちなみになぜ、おくりがなを入れたかというと私は「れいふうぼう」と読んでました。恥

 

「エアコンだとクーラー病になって辛い、だけど扇風機だと暑い…

冷風扇はその中間の位置に属する冷房機器と捉えると分かりやすいです。

・エアコンよりも省エネ
・扇風機よりも涼しい

・ロフトが暑い
・サーキュレーターだけじゃ追いつかない
・何か冷房機器を探している

そんな方におすすめです。

冷風扇(れいふうせん)とは

冷たい風が出る仕組み

 

(出典:アイリスオーヤマ

昔科学の時間で聞き覚えのある言葉で「気化熱」を仕組みとして冷たい風を出してます。

空気を出す時に、水を含んだフィルターを通して空気を吸うため、水が蒸発してフィルターの温度が下がり、下がったフィルターを通過する事で風の温度が下がり冷たい風が出ます。

気化熱とは・・・水が蒸発する際に気化熱を奪う性質のことです。

デメリット

あくまでも自然に近い涼しい風

「冷風扇」という名前から さそ涼しいに違いない とエアコンと同等の涼しさを求めている方が多いと思われますが、

扇風機 < 冷風房 < エアコン

と、中間の位置付けなので、キンキンに冷えた風を求められると厳しいです。

あくまでも 自然に近い風で涼しい が売りです。
かと言って涼しくない訳ではありません。

湿度が上がる

水を利用して温度を下げている訳ですので、気化した分空気中の湿度が上がります。

わたしは1ヶ月以上使っていますが、体感的には不快になるほど湿度が上がりはしませんでした。
使用環境がとても大きいと思います。

対策としては部屋を締め切るよりも、少し風通しをよくしたり、エアコンを併用すると良いです。
実際、エアコンと併用してるわたしです!

ちなみに、わたしはロフトで使用しています。
夏場だとエアコンの風が届かないし、サーキュレーターで室内の空気をロフトに送り込んでもイマイチで、何かロフトに置ける涼しい家電はないかな?と探しているウチに冷風房を見つけました。

メリット

冷えすぎない風で体に良い

やはり言えるのは「自然に近い涼しい風」が最大の特徴なので、メリットはここにあります。
エアコンだと体調を崩してしまう方も多いので、できれば使いたくないと言う方もおります。
高年齢者や乳幼児、あとはペットにも当てはまります。

おすすめ出来る方・出来ない方

おすすめ出来る方
  • エアコンは苦手
  • 少し涼しければそれで良い
  • ペットがいる環境
  • 電気代を安くしたい・・・など
おすすめ出来ない方
  • キンキンの冷風を期待している
  • 水の補給などの手間が面倒と感じる
  • 定期的なメンテナンスを面倒と感じる

VL-DCR01レビュー

今回は自分が使用しているLG製の冷風扇[VL-DCR01]についてレビューをしたいと思います。

冷風扇がどんな家電かは↑の方でお伝えしたのでそこは省きたいと思います。

性能一覧

  • 首振り機能(左右)
  • ルーバー角度調整(手動で上段、下段と分かれている)
  • タイマー機能(7.5h)
  • 風速3段階(弱・中・強)
  • 冷風・送風切替可能
  • 3種類のモード(連続運転・自然風・おやすみ)
  • イオン付き
  • リモコン付き
  • 保冷材パック2個付き
  • キャスター付き

ざっくり性能をリストアップするとこんな感じです。

良いところ

首振りとルーバー

首振り機能とルーバーの角度調整ができるのが嬉しいです。
いくら涼しい風とは言え、直に長時間浴びてると体が冷えてしまうため、首振り機能は大事と言えます。

風速3段階

また、風速も3段階あり、お好みで調整することができます。わたしはロフトで使用しており朝方は少し暑いので弱、昼間は30°以上になるため、中で運転、夜はまた弱で運転と細かく使い分けています。

大容量の給水タンク

3.8Lの大容量のタンクで長時間の運転に対応しております。
日中つっけななし、寝る前などに一度給水すればこまめに吸水する必要がなく、小型冷風扇に比べて大きなメリットです。

リモコン


リビングなど広いところで使う場合は必須と言える代物です。
ちなみに電気は単4電池2本です。

イオンについて
この冷風扇はイオン発生装置搭載です。
運転と同時にイオンが発生しますが、どうやらOFFにする機能はないです。
これといってイオン臭いなど感じることはないため問題ないレベルのイオンだと思います。
パッと見では見えないのですが、説明書によると送風口上部の真ん中周辺から発生させているようです。

保冷材パック
涼しい風を出すには水を冷やすしかないため、保冷材パックは欠かせないです。
初回だけ、水を入れ凍らせます。以後は解けたら凍らせるだけでOKです。
保冷材は最初だけ使っておりまして、最近は大きめの容器に水を入れ凍らせて、それをドボンと突っ込んで使用してます。

キャスター
これまた地味に便利です。
据置タイプなので、動かす場合、たいへん便利です。
ただ、キャスターにストッパーがないので、そこくらいでしょうか?
まぁ、動くことはないので気になりません。

悪いところ

音・・・それだけに尽きます。

もちろん人によってだと思いますが、神経質な人には向いていないかもしれません。
冷風モードだと水を吸い上げる音「ゴゴゴッゴボ」が気になります。
就寝時に静かに眠りにつきたい方は就寝時のご利用はおすすめしません。
しかし、日中でしたら問題ないレベルです。

ちなみに冷風モードを解除すると普通の扇風機同様、静かです。

電気使用量

電気代もエアコンより格段に安く、扇風機より少し高いくらいです。
扇風機よりも涼しくて電気使用量もちょっとだけ高いだけってお得ですよね。

お手入れ方法

背面フィルターのお手入れ

お手入れ頻度は1ヶ月に1回以上をおすすめしております。
フィルターにゴミやほこりが付着すると吸引力が低下し風量が出なくなってしまうからです。

吸水フィルターのお手入れ

おお手入れ頻度は1ヶ月に1回以上をおすすめしております。
フィルターにゴミやほこりが付着すると吸水機能が低下してしまうからです。水で軽く手洗いして、日陰で日干しで完全に乾かすだけのお手軽です♪

使用レビュー

良いところ

  • 本当涼しい
  • コンパクトでどこでもおける
  • 電気代が安い

悪いところ

  • 吸水音が少し気になる

まとめ

いかがでしたでしょうか?

暑い季節に、涼しい風を手軽に得られる冷風扇。
エアコンとは違い涼しすぎないところが大きな魅力と言えます。

近年、知り合いでも冷風扇を使用している人達が増えてきている印象です。

自然に近い涼しい風を体感してみませんか?