2021年のスチーム式加湿器業界を騒がせた象印のEE-DC50スチーム式加湿器。
口コミでも高評価続出中の噂の加湿器。
使ってみたら便利過ぎてもう他の加湿器は使えないかも知れません。
象印のスチーム式加湿器 ってどんな性能?
使いやすさは?
電気代は?
衛生面は?
気になるところは?
余すとこなくレビューしていきたいと思います♪
EE-DC50/4Lタイプ(目安:8~13畳)
EE-DC35/3Lタイプ(目安:6~10畳)
象印のスチーム式加湿器EE-DC50の製品紹介
2021年9月1日発売した2021年モデルになります。
今回紹介するのはEE-DC50ですが、EE-DC35との違いは単に水を入れる容量です。
EE-DC50は4L、EE-DC35は3Lとなります。
わずか1Lの違いですが加湿時間で言うと1時間あたり480mL加湿するので2時間くらい違うのではないかと思います。
象印の加湿器 EE-DC50って?
象印と言えば、マホービンやポットが有名ですが、象印の加湿器はポット型の加湿器です。
お湯を沸かして湯気を出すスチームタイプの加湿器になります。
ポットに湿度設定機能などを加えた感じですね♪と言うと失礼な言い方ですが(笑)
スチームタイプなので水を沸騰させているので超音波式や気化式で心配している衛生面を心配することはありません。
おすすめ機能&性能
スチーム式で衛生的
スチーム式は加熱させて蒸気で湿度を上げるタイプで加湿量も他のタイプとは違い優れています。
・水を加熱するため雑菌の繁殖がしにくく衛生的
・蒸気で室温も上がるため、エアコンの温度設定が少し低めでも暖かい
実際にスチームの温度を測ってみたら本当に約65度でした♪
トリプル安全設計で小さいお子様がいても安心
運転モードは2種類
自動と連続はそれぞれ3段階あり好みで選ぶことが出来ます。
自動設定した体感湿度に合わせて自動で湿度調整
連続湿度設定せず加湿を続ける
自動運転はデュアルセンサーが搭載されており温度と湿度を検知して快適な湿度に加湿しれくれます。
連絡運転は1時間あたりの加湿量が決まっており設定した加湿量で加湿し続けます。
一覧にするとこんな感じになります♪
自動
運転モード | ひかえめ | 標準 | しっかり |
体感温度 | 40% | 50% | 60% |
運転モード | 弱 | 中 | 強 |
加湿量(mL/h) | 115 | 230 | 480 |
明るさ2段階調整
ボタンの色の明るさが2段階から選べます。
リビングなど明るさの気にならないところでは明るく、寝室など明るさが気になるところでは暗くすることができます。
写真では分かりづらいですが、明るさ調整をON(暗く)した時は暗くなっており暗いところでも気になりません。
デザインはポット、カラーは2種類
衛生面
雑菌知らずの最高峰の加湿器
加湿器の種類の中で群を抜いて衛生面がずば抜けているのは、なんと言ってもスチーム式です。
水を沸騰させて蒸気に変えているため、雑菌を含まないきれいな蒸気で部屋中を潤してくれます。
他のタイプの加湿器はどうなの?
気化式加湿器
水を染み込ませたフィルターに風を当て加湿します。ずっとフィルターが湿った状態になるとフィルターがカビ安く、こまめなメンテナンスが必要になります。
超音波式
水を超音波の振動で粒子にして霧状にして噴霧しています。そのため、水が汚くなると汚い水を噴霧することになるので、最低週1回程度のメンテが必要になります。
フィルターがないから掃除が楽ちん
自分も気化式を使っていたのですが、週に1度はクエン酸で掃除しないといけなくて、その間は加湿できずに辛かったです。
・フィルターがないためランニングコストも掛からない。
気になる電気代
やはり気になるのは電気代。
超音波式、気化式と比べるとスチーム式はどうしても高くなってしまうので購入時には迷うと思います。
しかし衛生面やメンテナンスと言ったメリットが上回っているのもまた事実だと感じております。
1日、12時間程度つけて大体120円くらいの電気代です。
そう考えると案外悪くないかも?です♪
湯沸かし時(消費電力) | 985W |
加湿時(加湿時最大消費電力) | 410W |
湯沸かし音セーブ機能時の消費電力は?
取扱説明書に書かれていなかったので、実際に電力チェッカーで調べてみました♪
平均で400Wという結果になり、普段の湯沸かし時の約半分の消費電力で沸かすことがわかりました。
特に朝はエアコンと加湿器、洗濯機など家電製品をフルに動かすため参っておりました。
そこで湯沸かしセーブ機能なら消費電力も半分なのでは?と思い調べたら案の定半分でした。
毎朝、使うときは50度ぐらいのお湯を先に入れてから湯沸かし音セーブ機能で使用しております♪
性能
性能はホームページより参考にさせて頂きました、ご参考にしてください。
品番(型番) | EE-DC50 |
容量(L) | 4.0 |
消費電力(W)湯沸かし立ち上げ時 | 985 |
消費電力(W)加湿時 | 410 |
加湿能力(mL/h) | 480 |
適用床面積の目安 *木造和室 | 13㎡(8畳) |
適用床面積の目安 *集合住宅およびプレハブ洋室 | 22㎡(13畳) |
連続加湿時間(h)強 | 8 |
続加湿時間(h)中 | 16 |
続加湿時間(h)弱 | 12 |
EE-DC50/4Lタイプ(目安:8~13畳)
EE-DC35/3Lタイプ(目安:6~10畳)
実際に使ってみた感想
メリット
メンテンスが楽ちん
とにかくこれに尽きます。
ズボラなわたしにとって1〜2ヶ月に1回のメンテナンスが最高です。
空気が清潔で衛生的
冒頭でも触れましたが、水を沸騰させた蒸気を出しているため、カビなどの雑菌をばら撒かず綺麗な空気を感じることができます。
操作が簡単で迷うことがない
操作が簡単なのは家電にとって大事です。
EE-DC50はボタンが7個しかなく簡単で分かりやすい表記になっているため説明書いらずです。
このボタンを『3秒以上長押ししてください』と言う裏コマンドみたいのもしっかり書いてあります♪
クエン酸洗浄ってどれくらいで終わるんだっけ?
と思って説明書を読み返さなくても本体裏側に書いてあるので
説明書を引っ張り出さなくてよいので親切・便利です。
デメリット
電気代
他の加湿器と比べ電気代が高くなるため、気になる方は気になってしまうかも。
しかし、超音波式や気化式のメンテナンスの時にクエン酸やらワイドハイターをぬるま湯に浸けて・・・なんてしていると結局お金はかかるもの。
色々気にするなら、いっそスチーム式にしちゃった方が複雑なメンテナンスがなくて楽ちんです。
スチーム発生時の静音性
昼間などリビングで使用する時はテレビの音などで気になりませんが、寝室だとまた別な話です。
しゅぅぅぅぅぅ〜・・・と言う音が定期的に聴こえるため、寝る時は静かな方がいいと言う方には向いていないかも?
給水時に蛇口から直接給水できない場合も・・
EE-DC50は4Lの水を入れることが出来るため、36.5cmと高いです。
そのため、普通のシンクでは直接置いて給水しようとすると入らないケースも。
ちなみにうちは全然入らないので空いた2Lのペットボトルを活用しています。
2回入れるだけでいいですし慣れてしまえばなんてことありません。
加湿開始まで時間がかかる
水を入れた場合、普通の湯沸かしだと約35分、湯沸かし音セーブ機能だと約45分掛かります。
電源を入れてすぐに加湿・・・と行かないのがちょっとストレスかもしれません。
しかし加湿が開始されてしまえばグングン湿度が上がるため、お湯を沸かしているんだもの。と思えば自然と慣れてしまい、気づいたら加湿が始まっていたりします。
また、お湯を入れると言うのも一つの方法ですね。
加湿量が最大で480mL/hと言うこと
利用する部屋の広さ次第となってしまうのですが、我が家では乾燥ピークの季節では少し加湿量が足りなく感じます。
フル運転しても50%のラインで、60%に達しません。
対策としては部屋の温度を下げると乾燥を抑えられるので部屋の湿度も上がります。
まとめ
個人的にはデメリットと言っても痒いところに手が届いてくれればな〜的なレベルで、メリットの方が大きいかったです。
- スチーム式で清潔な蒸気で部屋を加湿してくれる
- メンテナンスが1〜2ヶ月なので楽ちん(クエン酸を入れて待つだけ)
- 面倒なフィルターがないからランニングコストが掛からない
- チャイルドロックがしっかりしてる
- 簡単操作で説明書を読まなくて使える
いかがでしたでしょうか?
EE-DC50/4Lタイプ(目安:8~13畳)
EE-DC35/3Lタイプ(目安:6~10畳)